プレスリリース

 

2020年6月24日

一般社団法人ビッグデータマーケティング教育推進協会

 

地域経済活性化のための「データマーケティング人材」育成を開始

~全国の専門学校等と連携して今年度14校で授業実施~

地域経済活性化のキーパーソンとなる「データマーケティング人材」を育成することを目的とした「一般社団法人ビッグデータマーケティング教育推進協会」(略称Dream、理事長:山下 泉)は、全国の専門学校等約50校と連携し「データマーケター養成講座 初級編」を開発。第一段階として、2020年度から全国14校の専門学校、短大で授業が開始され、500名以上の学生が受講します。

新型コロナウイルスで打撃を受けている地方経済の活性化を、人材育成の面から支えていくことを目的としています。

 

教育プログラム開発の背景

地域経済に関わる膨大な量のデータが世の中には存在していますが、こうしたビッグデータを地域の視点で分析し、その結果を地域経済の活性化に活かせていないのが実情です。政府が掲げている地方創生の実現のためには、データ活用を通じて地域経済を活性化させる取り組みを、地域で企画、実行できるマーケティング人材が求められています。

一方、これまでのビッグデータに関わる教育は、高度IT人材であるデータサイエンティストの育成にフォーカスされ、大学や大学院での対応が主となっていました。地域経済活性化のためには、データサイエンティストだけではなく、データを活用してマーケティングを行う実務者「データマーケター」の育成が必要です。しかし教育の現場においては、教材として使用できるビッグデータ・インフラがないことなどから、十分な教育環境を提供できていませんでした。

Dreamでは、全国の専門学校を中心とした高等教育機関と連携し、「データマーケター養成講座 初級編」の授業導入を促進することで、ビッグデータを活用できる人材の育成に貢献します。

 

「データマーケター養成講座 初級編」概要

「データマーケター養成講座 初級編」は、データマーケティングの基礎から、実際にビッグデータを分析する演習まで、90分授業30コマで実施するよう構成されています。Dreamでは、2018年より「データマーケター」のスキル体系の整備を行い、企業向け研修プログラムとして「データマーケター養成講座」を開発してまいりました。「初級編」はそのプログラムをベースとして、学生がデータマーケティングに興味を持つよう、身近な日用品のビッグデータを使用した演習を多く取り入れています。この演習により、ビッグデータから何が読み解けるかを考える力を身に付ける内容となっています。また、グループワークとして、実際の店舗の状況を調査するなど、地域の経済に学生が目を向ける機会を設けています。

 

「データマーケター養成講座 初級編」授業実施校

2020年度より実施(五十音順)

学校法人麻生塾 麻生情報ビジネス専門学校

学校法人穴吹学園 専門学校徳島穴吹カレッジ

学校法人有坂中央学園 中央情報経理専門学校

学校法人岩崎学園 情報科学専門学校

学校法人浦山学園 富山情報ビジネス専門学校

学校法人浦山学園 富山福祉短期大学

学校法人河合塾学園 トライデントコンピュータ専門学校

学校法人郷学舎 アルスコンピュータ専門学校

学校法人KBC学園 国際電子ビジネス専門学校

学校法人国際総合学園 新潟コンピュータ専門学校

学校法人国際総合学園 新潟ビジネス専門学校

学校法人三友学園 専門学校岡山情報ビジネス学院

学校法人山口学園 ECCコンピュータ専門学校

学校法人YIC学院 YICビジネスアート専門学校

 

※2021年度より実施予定

学校法人国際文化アカデミー JTBトラベル&ホテルカレッジ

 

今後の予定

新型コロナウイルスの影響により、学校授業および企業研修はオンライン対応が求められています。Dreamでは、2020年度中に、ラーニングパートナーと連携し、オンライン研修を開始する予定としています。

 

■添付資料

・「データマーケター養成講座 初級編」カリキュラム構成

 

【本プレスリリースに関するお問合せ】
一般社団法人ビッグデータマーケティング教育推進協会 事務局
TEL   : 03-6550-8825
e-mail : info@jp-dream.or.jp