2020年11月20日に、2020年度Dream会員交流会を開催しました。
今年度は、静岡県立大学 経営情報イノベーション研究科 教授の岩崎邦彦 様をお招きし、「消費者データ分析にもとづく、Withコロナ時代の観光ブランドづくり」と題して基調講演をいただきました。

今回はコロナ感染予防のため、会場は小人数としソーシャルディスタンスを保つ配置で、換気をしながらの開催となりました。zoomでの参加は42名と多数の会員の皆様にご参加いただきました。

岩崎先生の講演は、観光ブランドがどの様に作られていくかを、例を取り上げながらわかりやすく、そして笑いを挟みながらお話いただき、あっという間の1時間でした。参加者の皆様にとって、観光ブランドだけでなく、学校ブランドあるいは企業ブランドをどのように作っていくのかに通じるお話で、多くの気付きを得られたことと思います。岩崎先生、本当にありがとうございました。

続いて、Dreamの活動報告を専務理事の米倉が発表し、具体例についてはTrueData社の越尾様にもお話しいただきました。

企業の取り組み事例としては、カタリナマーケティングジャパン株式会社 リテール開発本部 本部長の佐藤大信様にご登壇いただき、企業におけるデータマーケティング人材ニーズが高まっていることについて、発表していただきました。

アカデミック会員報告は、学校法人三友学園 専門学校岡山情報ビジネス学院からの報告で、会場にお越しいただいた常務理事 高岡信吾 様にご登壇いただきました。

具体的な内容については、Dream認定講師でもある専門学校岡山情報ビジネス学院の教務部主任 鳴坂圭介 様にzoomからご参加いただき発表していただきました。データマーケター養成講座の授業の実施において、地域の企業に協力いただく取り組みは、他校にも大変参考になりました。

最後は、理事の伊藤がモデレーターとなり、今回の講演、発表を受けての意見交換を行いました。今回は2時間という短い時間でしたが、Dreamの目標である「地域産業活性化を担うデータマーケティング人材育成」が、産学の連携のもと、確実に実現していっていることを実感できる交流会となりました。