2021年11月11日に、2021年度Dream会員交流会を対面+オンラインのハイブリッド形式で開催しました。
今年度は、ヤマト運輸株式会社 執行役員の中林紀彦様をお招きし、「ヤマトのDX推進を支える人と組織の在り方」と題して基調講演をいただきました。
会場とZoomで40名以上と多数の会員の皆様にご参加いただきました。
中林様の講演は、「データ・ドリブン経営を目指す企業に必要なもの」をテーマに、経営戦略におけるDXをわかりやすくご説明いただきました。
ヤマト運輸株式会社 執行役員の中林紀彦様
Zoom画面での講演配信の様子
物流業界のリーディングカンパニーであり、また伝統ある企業において、データ・ドリブン経営を推し進める同社の取り組みは、既存のシステム環境を見直し、デジタルの有効活用を目指す企業にとって、1つのモデルケースとなることでしょう。参加者の皆様にとっても、多くの気づきを得られたことと思います。
中林様、本当にありがとうございました。
続いて、賛助会員であるセキ株式会社 情報サービス事業推進室の赤尾昌彦様より、Zoomにて「学生と企業が取り組む購買ビッグデータを活用したデータマーケティングプログラム教育の実践」についてお話しいただきました。
赤尾様はZoomにてご登壇いただきました
松山南高校の生徒様が地域企業であるフジ様の店頭視察と購買データ(ID-POS)によるデータ分析を実施し、売り場提案と販促策を提案・実行し、売上アップに貢献されました。
高校生と企業の連携により、地域経済の活性化ができることがわかり、この取り組みは多くの学校様にも参考になりました。
SDGsの取り組みについて発表してくださいました
アカデミック会員報告は、アルスコンピュータ専門学校 教務部 課長補佐 長瀬あゆみ様より企業連携型の授業内容についてZoomからご参加いただき、発表していただきました。
アルスコンピュータ専門学校 教務部 課長補佐 長瀬あゆみ様
「データマーケター養成講座」を受講しているクラスを対象として、地域企業であるベルク様から課題をいただき、学生がグループでデータを分析して店舗に対する提案を行っていく内容です。地域の経済に学生が目を向ける機会にもなっています。
生徒様がひなまつり商品で店舗の棚割りを作成する
取り組みを発表されました
続いて、理事・事務局長の米澤よりDream事業報告を行いました。
理事・事務局の米澤と品川会場の様子
Dream経営者懇談会にて会員様よりいただいたご意見をもとに、23年卒業者のデータマーケター・DX人材を対象とした「オンライン合同企業説明会」および、データマーケター養成講座受講生の成果発表の場として「アイデアコンテスト」を開催する運びとなりました。
2022年2月より「アイデアコンテスト準備委員会」を発足し、学生のモチベーション向上、データマーケターの認知向上、実践型データマーケティング教育のアップデートの3つを目的とし、ご参加いただけるアカデミック会員および賛助会員様を募集いたします。
また株式会社True Date データマーケティング部 事業企画課 課長 外山 敬晃様より、2022年4月よりアカデミック会員授業用のドルフィンアイ新料金体系のご案内がございました。
株式会社True Date 外山様より新料金のご案内
最後は、理事の伊藤より「Dream Matching(ドリーム・マッチング)」のご紹介を行いました。
Dreamで育成したデータマーケティング受講生を積極的に企業様にご紹介し、地方で活躍できるマーケターを増やすことを目的とし、企業も地方で即戦力となる人材の獲得ができるようになります。
まずは様々な企業様を知るきっかけやインターン募集の場としての活用が期待されます。
今月よりアカデミック会員様、企業会員様の無料トライアルを実施し、来春の本格導入を予定しております。
理事の伊藤よりDream Matchingのご紹介
今回はハイブリット形式での2時間という短い時間でしたが、Dreamの目標である「地域産業活性化を担うデータマーケティング人材育成」が、産学の連携のもと、確実に実現していることを実感できる交流会となりました。
最後は会場、Zoom参加全員による「いいね」ポーズで記念撮影