昨年度より「データマーケター養成講座」を実施していただいているアルスコンピュータ専門学校様にて、「マーケティング技法企業連携課題」の発表会が開催されました。

情報ビジネス科 情報ビジネスコース 2年生 21名が参加

 

評価者は協力企業である株式会社ベルク 人事教育部 課長 町田様と、Dreamのラーニングパートナーである株式会社True Data 執行役員越尾様の2名。

学生は5班に分かれ、実際の店舗を想定し条件に応じた売り場の企画発表を行いました。

 

【マーケティング技法企業連携課題】

「ベルク熊谷銀座店のひな祭りの特設売り場企画」

・ゴンドラ2台、かご車2台分の棚割り

(商品は加工食品、お菓子、雑貨の3つを選定する)

・POP、販売促進策の企画

データ分析、売り場構成力、プレゼン力の3つの観点から三段階で評価されました。

 

各班5~7分の持ち時間内でプレゼンテーションを行いました。

 

数値データを大きく表示し興味を持たせるなど、プレゼン方法に

各班の工夫が見られました。

 

聴く学生も真剣な面持ちで発表に耳を傾けていました。

 

ドルフィンアイのデータや様々なデータを用いて分析し、ひな祭りのテーマにあわせ、コンセプトカラーを決めてパッケージ重視で商品選定する班や、定番商品中心に棚割りを決める班など、班ごとに特徴がありました。

 

発表を終えた学生達に対し、越尾様からは「ターゲットを絞った理由」や「データを使用するまでのプロセス」についてなどの質問がありました。町田様からも「商品陳列の階層の決め手について」など鋭い質問があり、学生達は自分たちの企画内容についてしっかりと説明をしていました。

 

総評を (株)ベルク 人事教育部 採用課長 町田様よりいただきました。

 

質疑応答や総評のなかで、学生達は企業から直接ご意見やアドバイスをいただく貴重な機会となりました。

参加した学生からは「データ分析から商品を選定するのが難しかった」、「普段見ている売り場の見方が変わった」などの感想がありました。

実際に学んでいることが社会でどう活用されているのかを知るきっかけにもなりました。

町田様からも「どの班もとても分析ができていた。まだ粗削りながらも社内にはないアイデアがあり、驚きもあった。ぜひ参考にしたい」というコメントもいただきました。

 

こうした産学連携授業を通し、フィールドワークや学外の方の意見に刺激を受け、学生達はビッグデータマーケティングへの理解をより深める有意義な機会となったようです。

この産学連携授業を企画されたアルスコンピュータ専門学校の長瀬先生、ご協力くださった株式会社ベルク様、ありがとうございました。