「データマーケター養成講座」を実施していただいているアルスコンピュータ専門学校様にて、2022年11月1日、産学連携授業が開催されました。ご協力いただいたのは、昨年に引き続き埼玉県を中心に関東一都六県でスーパーマーケットを多店舗展開している株式会社ベルク様です。

 

情報ビジネス科2年生 24名が受講

 

ベルク様から実際の店舗の情報をご提示いただき、それを基に今回は学生が「クリスマスの特設売り場を作る」という課題をいただきました。

 

株式会社ベルク 人事教育部 課長 町田様

 

株式会社ベルク 町田様からは顧客に合ったスーパーマーケットならではの売り場づくりの重要性についてお話しいただきました。また行動制限の緩和により外出増加傾向にあることや、曜日周りなども考慮し、売り場を企画するようアドバイスがありました。学生達は熱心に耳を傾け、メモを取っていました。
町田様からのヒントを元に、学生達はこれから各種データを分析し、売場のコンセプトやターゲット像を決め、クリスマス商品の棚割りやPOPについて企画します。

 

左から株式会社True Data 井上様、外山様

 

また、授業の後半では株式会社True Data  外山様、井上様より購買データ活用ツール「Dolphin Eye(ドルフィンアイ)」の操作方法や活用のポイントについてお話いただきました。

 

 

商品カテゴリによっては年代ごとに売れ行きが大きく変わるため、データを比較することの重要性について学びました。
年代別のチョコレートの売れ行きに関するクイズを例に、学生達が知っている身近な商品でドリルダウンする視点が大切であることを解説。
井上様からは「データを見るだけではなく、現状把握も必要。お客様の立場になってどんな購買行動をするのかを考えてほしい。」とアドバイスがありました。

 

これから学生達がグループに分かれ、クリスマスの売り場づくり案を発表します。どんな売り場提案が出てくるのでしょうか。

後編では学生達の発表の様子をお届けいたします!