2025年2月20日に「Dream成果発表会 2024年度後期」を開催しました。
本発表会はデータマーケター養成講座の授業成果と学生の実力を広く知っていただく機会とすることを目的として、2022年より開始。今回も各校が授業内で取り組んだ「販売促進企画」を学生に発表していただきました。審査はデータマーケティングに取り組んでいる企業およびDream理事が行い、優秀な提案内容だった上位3チームを表彰しました。

審査員紹介

【審査委員長】
Dream理事長 山下 泉

【審査員】
セキ株式会社 クリエイティブディレクター
泉 功太様

株式会社Globable ディレクター・講師
菅谷 太一様

株式会社True Data 上席執行役員
越尾 由紀様

Dream理事
柴田 健二

 

出場チーム紹介

5校9チームにご参加いただきました。発表順にご紹介いたします!

 

アルスコンピュータ専門学校

チーム名:ドラカノ
「DORABARI ~忙しいあなたにドラッグデリバリー~」

 

専門学校岡山情報ビジネス学院

チーム名:発酵美人
「痩せたいなら菌に頼れ!ヨーグルト革命」

 

河原電子ビジネス専門学校

チーム名:ツールフイウキ
「マイナーからメジャーに ~愛媛県産のキウイフルーツを全国に~」

 

JTBツーリズムビジネスカレッジ

チーム名:JTBカレッジ Team A
「巣鴨地蔵通り商店街の活性化 ~学生運営の昭和レトロ駄菓子屋と観光案内所の提案~」

 

大原簿記公務員専門学校 愛媛校

チーム名:Vie luz(ヴィルス)
「誰でも来たくなるスポーツイベント ~welcome event~」

 

JTBツーリズムビジネスカレッジ

チーム名:JTBカレッジ Team B
「夢を叶える街、巣鴨! ~巣鴨地蔵通り商店街の活性化~」

 

大原簿記公務員専門学校 愛媛校

チーム名:Iron Tusks
「新たな愛媛の名産品へと!野生の美学」

 

アルスコンピュータ専門学校

チーム名:ベルパ
「タイパで楽しむハッピーハロウィン ~株式会社ベルク様にご提案~」

 

河原電子ビジネス専門学校

チーム名:ディフェンダー
「服の廃棄問題と高齢化問題の解決に向けて」

 

審査結果発表

第3位 河原電子ビジネス専門学校 チーム名:ディフェンダー

「服の廃棄問題と高齢化問題の解決に向けて」

「1年間データマーケティングで学んだことを、班の皆と活かせて良かったです」

 

第2位 JTBツーリズムビジネスカレッジ チーム名:JTBカレッジ Team A

「巣鴨地蔵通り商店街の活性化 ~学生運営の昭和レトロ駄菓子屋と観光案内所の提案~」

「貴重な機会をいただきありがとうございました!就活中で時間がない中、オンラインツールを活用して協力し合い頑張りました!」

 

第1位 JTBツーリズムビジネスカレッジ チーム名:JTBカレッジ Team B

「夢を叶える街、巣鴨! ~巣鴨地蔵通り商店街の活性化~」

「発表にあたって時間をかけて準備をしてきました。このような評価をいただき、とても嬉しいです!」

 

 

協賛企業のご紹介

今村商事株式会社
株式会社ウチダ人材開発センタ
セキ株式会社
株式会社プラネット
株式会社True Data
株式会社ビーアライブ

 

協賛品副賞として、下記の賞品が受賞メンバーに授与されます。

 

 全体講評

セキ株式会社 クリエイティブディレクター 泉 功太 様

皆さん本当にお疲れ様でした。凄く私自身も色々な気付きのある企画でした。どれも素晴らしく審査にも悩みました。データとは過去のもの、企画を考えることは未来を考えることです。未来を過去のデータを使ってどうしていくかがデータ活用のポイントだと思います。意思決定していくためにデータは様々なシーンでエビデンスとして使われます。しかし、データの価値は根拠を得るためだけだと上がっていきません。データを活用して未来を企画したときに上がり、新しい施策や計画のための新しい発見をデータから得られていくのが理想のかたちです。今回上位チームは独創性に富んでよく未来を考えてくれていました。

 

株式会社Globable ディレクター・講師 菅谷 太一 様

本当にどのチームも素晴らしかったです。日々学ばれて、理解している結果がきちんと出ており、優劣を付けるのが難しかったです。評価のポイントとして「プレゼンテーションが楽しかったかどうか」という点を見ていました。1位のチームはプレゼンテーションがアイディアや企画、データ分析を伝えるだけでなく、過去から未来のことも含めて全て一つの物語のように楽しくまとまっていました。また、他のどのチームも頑張っていました。これからも学んだことを生かして頑張ってください。

 

株式会社True Data 上席執行役員 越尾 由紀 様

皆さんお疲れ様でした。このように校外の人たちの意見や着眼点、最終的に目的を達成していくプランニングの違いを学べるのは本当に良い機会です。アドバイスとして、プレゼンテーションの時にポインターを上手く使って、どこを話しているかを分かりやすくすることを心掛けてください。相手に伝えたいことが多くなり過ぎると、要点がどこか分からなくなるので課題を整理することが大切です。社会人としてデータを活用する機会がこれからより増えると思います。ビジネスでは何かをする目的が必ずあります。事実だけを話すのではなく、事実から想像されることを皆さんにより考えて欲しいです。そして、目的に対して一貫性のあるストーリーでデータを活用して、これからもプランニングしていただきたいです。本日の経験は社会に出てから必ず糧になると思います。どのチームの発表も面白かったです。また、改善点も見えたので後日送付される審査員コメントもぜひ確認してみてください。

Dream理事 柴田 健二

発表の準備は大変だったと思います。このプレゼンテーションを次に活かせるよう、反省点や良い点をよく振り返ってください。社会人になったら上司への提案や次のステージにいくための資料作りなど、こういう発表の機会はより増えるので、この経験を活かしてほしいです。何を伝えたいか、ビジネスとして成立するのか、お客様が喜ぶ視点はどこなのかなどの目的を達成するためにデータを活用してください。本日は皆さんの思いをストーリー立てて伝える学びの場でもあったと思います。これからもさらに成長できる機会があると思いますのでぜひ頑張ってください。

 

審査委員長 山下理事長

本当にお疲れ様でした。とても面白くてあっという間に時間が経ちました。課題設定、地域活性化、ビジネスモデル、社会問題解決など課題設定が明確にあり、データを使いどう解決していくかががはっきりしていて良かったです。様々な企業と連携したプロジェクトがあり、皆さんの考えや提案が企業側にどのように評価されていくのか、実際にビジネスプランとして実施した場合の検証出来たら良いと思いました。このようなプラン設計、検証はこれから社会人になって必要になっていきますので、これを糧に活かしていただきたいです。データマーケティングを学んで社会に出た時に、今回の経験を踏まえながら、問題解決できる企画型の人材になってください。本当にありがとうございました。

 

 

ご協力いただきました専門学校の皆様、企業の皆様、ありがとうございました。
今後もDreamは専門学校をはじめとする教育機関、並びに企業との産学の連携、協力によりデータマーケター人材育成に尽力してまいります。