謹んで新春のお慶びを申し上げます。

旧年中は、会員の皆様並びに関係者の皆様には、当協会の活動に多大のご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。

 

当協会・一般社団法人ビッグデータマーケティング教育推進協会(Dream)は、「地域経済活性化のために必要となるビッグデータマーケティング人材・データマーケターの育成」を目的に一昨年5月に発足し、全国の企業・団体並びに専門学校を中心とする教育機関の皆様のご支援・ご協力を得て、教育活動開始に向けての準備作業を鋭意進めてまいりました。おかげ様で、昨年中に企業・団体向け教育プログラム(「データマーケター養成講座」)の主要な教材開発が完了し、企業研修・学校教育の両面で「データマーケター育成」に向けての活動が本格的にスタートできる状況になりました。

 

まず、企業研修につきましては、企業向け教材(「データマーケター養成講座中級編」)を使用した2日間の「プレ講座」(「店頭売上を伸ばすためのデータ活用」)を昨年5月、7月の2回にわたり実施。小売業2社および消費財メーカー等16社にご参加いただきました。幸い参加者の皆様から高いご評価を頂戴できました。これを受けまして、教育事業会社、専門学校等で企業研修、社会人向け教育プログラム実施に向けての準備が進められています。

昨年11月には企業向け研修実施予定の専門学校主催による地域の企業、団体等向けの「データマーケティングセミナー」が、全国4か所で開催されました。また、本年2月には、当協会の団体会員である国民生活産業・消費者団体連合会(略称「生団連」)と「データマーケティング勉強会」がスタートする予定です。

 

一方、学校向けに関しましては、昨年8月に「Dream認定講師養成講座」が2日間にわたり開催され、19名の「認定講師」が誕生致しました(本年2月には、第2回目の「同養成講座」が開催される予定)。現在、多くのアカデミア会員の専門学校において、来年4月以降のデータマーケター養成講座(「同養成講座初級編」教材を使用)の授業開始に向け、本格的な準備が開始されています。こうした状況の下、昨年8月には、専門学校YICグループと、また、10月には穴吹カレッジグループと、当協会の間で教育連携協定が締結され、対外公表が行われております。

 

今年2020年は、「データマーケター」養成に向けての研修・教育活動が本格的にスタートする年になります。昨年12月11日に開催されました当協会の会員交流会では、商人舎代表取締役社長の結城義晴先生に「ビッグデータマーケティングが日本を救う」というタイトルで素晴らしいご講演をいただきました。私どもDreamは、データマーケター育成による地域活性化の実現を通じて「日本を救う」、その志・夢をもって、真に役に立つ教育・研修プログラムの実施に向けて全力で取組みを進めてまいりたいと存じます。皆様の一層のご支援・ご協力をお願いして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人ビックデータマーケティング教育推進協会

理事長

山下 泉