2023年2月13日にオンラインにて「地方創生☆政策アイデアコンテスト 2023」説明会を開催いたしました。
本コンテストでは、RESASやV-RESAS等を活用した地域課題の分析と、これを踏まえた地域を元気にするような政策アイデアを募集しています。
Dreamではデータマーケター養成講座においてRESASによる分析の学習を展開していることから、本コンテストへの参加を推進していくことといたしました。

開催概要

名称      「地方創生☆政策アイデアコンテスト 2023」 説明会
開催日時      2023年2月13日(月)16:30~17:30
開催方法      Zoomミーティング
参加対象      専門学校関係者

講演内容

「地方創生☆政策アイデアコンテスト」の開催主旨と募集概要について

内閣府 地方創生推進室 企画官 菊田 逸平様

地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、誰でも使えるWEBサイトです。RESASでは、さまざまな地域課題の解決に役立つデータを掲載しています。
https://resas.go.jp https://resas-portal.go.jp/

今回は菊田様より「地域創生☆政策アイデアコンテスト」の開催概要をお話しいただきました。本コンテストは2015年より毎年開催され、RESAS、V-RESASを活用して地域の状況を分析し、データの力で地域を元気にするアイデアを広く募集しています。2022年度は、応募締切が9月末、最終審査会が12月でした。2023年度の開催スケジュールもほぼ同様を予定していますが、詳細が決定次第、WebサイトやSNSなどで公開されるとのこと。参加をご検討の方は、ぜひご注目ください。

過去の受賞アイデア事例から学ぶ本コンテスト参加のポイント

一般社団法人ビッグデータマーケティング教育推進協会
専務理事 米倉 裕之
株式会社True Data 執行役員 越尾 由紀様

「地方創生☆政策アイデアコンテスト 2022」の審査員を務めたDream専務理事の米倉より、昨年、高校生・中学生以下の部の「優秀賞」とTrue Data賞を受賞した、愛媛県立新居浜商業高等学校の発表動画をご紹介しました。専務理事の米倉は「本コンテストはデータを活用し、地域課題解決に向けたアイデアを募集するコンテストであるため、ぜひデータマーケター養成講座を受講されている専門学校の皆様にも参加していただきたい」と述べました。

 

True Dataの越尾様からは実際の発表資料をもとに、データにもとづいた企画立案のポイントについてお話しいただきました。過去の受賞者は、仮説を立て検証を行い、フィールド調査や地域との交流などを行うことで地域課題への気付きがあったそうです。越尾様は「小規模でも良いので実証実験の実施やPDCAサイクルを考えること、そしてプランニングの際には5W1Hのフレームワークを活用すると良い」とアドバイスされました。

「地方創生政策アイデアコンテスト2022」への挑戦と内閣府 沖縄総合事務局長賞受賞で得られたもの

KBC国際電子ビジネス専門学校 教務部・課長 島袋 誠友様

KBC国際電子ビジネス専門学校では、2021年より課題解決授業に取り組み、RESASに掲載されている「授業モデル」を取り入れています。
オープンデータ活用による那覇市の課題解決アイデアソン「2021年那覇市市制100周年記念イベント」へ参加し、那覇市賞を受賞。コンテスト参加の経験を学生達は就職活動にも活かしていたそうです。
そして「地域創生☆政策アイデアコンテスト2022」の本選前に開催された、沖縄RESASチャレンジ杯では「地元農業の活性化」をテーマに発表したチームがアイデア賞を受賞しました。地方審査会において沖縄総合事務局 局長賞を受賞されました。島袋様より実際にコンテストに参加した学生の声をご紹介いただきました。

 

Dreamではデータマーケター養成講座においてRESASによる分析の学習を展開していることから、本コンテストへの参加を推進していきます。
今後、会員校を対象にした「RESAS勉強会」を企画しています。
こちらは詳細が決まり次第、ご案内いたします。