2023年9月14日に「2023年度Dream経営者懇談会」をオンライン開催いたしました。
今回の経営者懇談会では、2社のビッグデータマーケティングの取り組み内容についてお話を伺い、その後参加企業およびDream会員の経営層の皆様と意見交換を行いました。

開会挨拶

はじめに理事長の山下より開会挨拶をいたしました。
専門学校をはじめとする教育機関との連携をさらに強化し、データマーケター養成講座を企業のニーズに合わせ、より実践的かつ実効性のある教育活動を行うことをお話しいたしました。

理事長 山下より開会挨拶

 

そして専務理事の米倉より、今回の企業講演に登壇いただく2社をご紹介しました。

専務理事 米倉より、2社に登壇いただいた背景について説明

 

企業講演①「食領域におけるデータマーケティングの重要性とDream人材への期待」

1社目は新たにDreamの賛助会員として参画いただいた伊藤忠商事株式会社様。
食領域におけるデータマーケティングについて、食の商品企画・開発領域におけるDX支援サービス「FOODATA」の活用事例などを交え、同社の塚田 健人様にお話しいただきました。

伊藤忠商事株式会社 塚田 健人様

 

企業講演②「KMGホールディングスが目指すビッグデータを活用した新たなマーケットの創造」

2社目は九州三菱自動車販売株式会社様による、ビッグデータを活用した新たなマーケティングの取り組みについて、久永 信也様と手島 直子様にご紹介いただきました。データを活用し、顧客像を可視化して効果的な販促案を策定していらっしゃいました。

右側上段から九州三菱自動車販売株式会社 久永 信也様、手島 直子様

 

参加者による意見交換

2社の講演を受け、Dream会員の皆様と参加企業様との「地域におけるデータマーケティングの可能性」と題し、意見交換を行いました。
「現場でのデータの活用事例は非常に参考になった」、「学生達がどのようにデータを使えるのか、場面を想定しながら次年度以降の授業に参考にしたい」というご感想や、「ビッグデータの解析結果と店舗責任者の勘と経験による顧客像で大きく異なる点はあったのか」など、様々なご質問をいただきました。
ファシリテーターを担当した理事の伊藤より、皆様のご意見を集約し「3つのL」を掲げました。

意見交換のファシリテーターは理事の伊藤が担当

 

Learn=学ぶ

  • 企業から学生へデータや学びの場の提供
  • 提供する企業側にも学生との取り組みの中で新たな気付きがある

 

Local=地域

  • 地域ならではの特性や地域特有のチャレンジがある
  • Dreamは全国の専門学校が加盟しており、また全国に支店がある企業が参加しているため、今後さらなる地域創生の活性化に期待

 

Link=つながる

  • 専門学校同士が成果発表会などの取り組みの中でつながる
  • 教育機関と企業との出会いにより新たなビジネスが生まれる

 

閉会挨拶

副理事長の浦山よりDream会員一丸となり、地域に貢献できるデータマーケター養成を盛り上げていく意気込みが語られました。

副理事長 浦山より閉会挨拶

 

Dreamは、今後も企業と学校の会員との情報交換の場をつくり、データマーケターの育成と地域活性化に貢献する取組みを行って参ります。