明けましておめでとうございます。

会員の皆様並びに関係者の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

当協会・一般社団法人ビッグデータマーケティング教育推進協会(Dream)は、「地域経済の活性化に貢献できるデータマーケターの育成」を目的として2018年4月に発足し、全国の多くの企業・団体並びに専門学校を中心とする教育機関の皆様のご支援・ご協力を得て、教育活動開始に向けての準備を進めてまいりました。おかげ様で、昨年中に専門学校15校で「データマーケティング養成講座」の授業がスタートし、500名以上の学生が受講中であるなど、大きな前進が見られております。

 

折からの新型コロナ感染症拡大の中授業を開始された専門学校では、オンライン講座へのシフトなど大変なご苦労をいただきましたが、各校とも着実に所期の成果を挙げつつあると伺っています。ご担当の先生方・関係者の皆様のご努力に心からの敬意を表したいと存じます。

 

昨年11月20日に開催されました当協会・会員交流会におけるアカデミック会員及び企業代表者からのプレゼンでは、専門学校岡山情報ビジネス学院様から「データマーケター養成講座の授業において、地元企業数社の協力を得てのデータマーケティング活用に関する現場実習やインターンシップ研修など実践的な教育プログラムに取組み、成果をあげつつある」ことが報告されました。また、カタリナ マーケティング ジャパン株式会社様からは、「企業サイドにおけるデータマーケティングの活用とその担い手となる人材確保に対するニーズの強まりと、教育機関・企業をつなぐ人材育成プラットフォームとしてのDreamへの期待」についてお話をいただきました。報告者の熱意あふれるお話から、改めてDreamの果たすべき役割の重要性に思いを新たにした次第です。

 

ウィズコロナの時代となり、インターネット活用・デジタル化の加速や、リモートワークの拡大に象徴されるライフスタイルの変化を背景に商品・サービス市場の構造は大きく変化してきております。その中で企業、あるいは地域が競争を勝ち抜いていくためには、マーケティング、とりわけビックデータマーケティングが、これまで以上に大きな役割を果たしていくことが明確になっていると感じております。

 

当協会と致しましては、今年2021年はコロナ禍の制約を踏まえながら、こうした時代の変化にしっかり対応し、志を同じくする専門学校を中心とする教育機関と企業の皆様を繋ぐプラットフォームとして、データマーケター育成とその人材活用に向けて全力で取り組み、会員の皆様、そして地域に役立つ新しい価値を生み出すことのできる1年となるよう、力を尽くしていく所存です。

 

皆様の一層のご支援・ご協力をお願いして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

一般社団法人ビックデータマーケティング教育推進協会

理事長

山下 泉